【Q&A】”どうやって今の仕事に就いたの?”
InstagramのストーリーズにQ&A機能がつき、普段なかなかDMなどのお返事ができていないため、早速活用することに。
たくさん頂くQuestions、ひとつひとつ向き合ってみると
”私って、これについてどう思っているんだろう…”
と、改めて考える事ばかりで、自分と向き合う良い機会になっています。
せっかく頂いたQuestionsを活かすために、ここでさらに詳しく答えていきたいと思い
Q&Aの連載をスタート!
Q:どうやって今の仕事に就いたの?
Q&Aで毎回何通も頂くこの質問!
経緯を説明しないと辿り着けそうもないので、少し遡りながら今に至った経緯をお話ししたいと思います。
大学を卒業し、新卒で入社
高校は3年間、単身海外で過ごし、日本の大学に入るため帰国。
大学在学中はバイト代が入ったらすぐ旅行に行っていたので、そこは今とあまり変わらない生活かも。
Instagramは、大学在学中の2011年にアカウントを開設。
そして、2014年に新卒でブライダル系の企業に就職し、ウェディングドレスのコーディネーターとして約8ヶ月働きました。
8ヶ月で退職し、いきなりフリーランスに
辞めた理由は
”理想のライフスタイルで生活したい!”
ただただ、これだけ。
- 好きな時に好きな場所で仕事ができるようになりたい。
- 好きな時に旅行に行きたい。
- 好きな時間に起きたい。
- おやすみを家族や友人に合わせたい。
- 心から好きだ!と思える仕事をしたい。etc…
と、自由な生活をしたくて思い切って辞めました。
辞めた時、特に当てもコネも、なーんにもない状態。
だけど『Instagram面白いし、写真撮るのも好きだし、これが仕事に繋がるんじゃないか?!これからInstagramの時代が来るのでは?!』と言う
ただの憶測だけで、”なんとかなるでしょ”とパッと退職したのが2014年12月。
有休消化もあり、完全にフリーランスになったのが2015年1月上旬でした。
ひたすらInstagramを更新
ラッキーな事に、暇を持て余している私を友人たちが様々なイベントやパーティに連れ出してくれ色々な方に紹介してくれたり、この頃からInstagramのDMでイベント等のお誘いをいただくように。そのおかげで知り合いがどんどん増えていきました。
それと『”物を可愛く撮る事”がすごく好きだ!』と気付き、とにかく手持ちの化粧品や買ったものなどを色々な小物と組み合わせて撮って、投稿して、と毎日その繰り返し。
ただ、この時はまだお金になる仕事が少なかったので金銭的にもキツく、’こんな事してないで、アルバイトでもしようかな…’と悩んでいた時期もありました。
それを彼に相談すると、
『アルバイトする時間があるなら、写真をたくさん撮り続けな!Instagram頑張りなよ!』
と背中を押され、”そうだ、好きな事をする為に仕事を辞めたんだった!”と再確認し
撮る、投稿する…を変わらず繰り返していました。
運命を変えた一通のDM
私の運命を変えたのが2016年 6月に来た一通のDM。
送り主は、女性向け旅行メディア『旅MUSE』のプロデューサー 野々村 なみさんでした。
内容は
『インスタを見ていたら、綺麗な海の写真がよく載っているね。海外旅行が好きなら、旅MUSEと一緒に取材でグアムへ行かない?』というもの。
学生の頃と変わらず、少しお金が貯まると海外へ行っていた私。
リゾートが大好きで、ハワイやグアムによく行き、写真を投稿していました。
え?取材?海外に連れて行ってもらえるの?何それ?と疑問だらけ。
その後、挨拶を兼ねてとある観光局さんのパーティではじめましての顔合わせ。
旅行業界のイベントに参加したのも、これが初めて。
この2016年 7月のグアム取材を皮切りに、私のトラベルインフルエンサーとしてのお仕事がスタートしました。
発信→連鎖
旅MUSEから声がかかり取材へ→Instagramに旅の写真を投稿→旅MUSEで記事の執筆…というのを繰り返していると
”旅によく行っている人”という印象がついたらしく、色々なメディアや雑誌で”旅について”取材を受けるように。(今までは”インスタグラマーとして”だった)
それを目にした他の企業などがまた声をかけてくれ、海外取材のお仕事を振ってくれるように……と、今はその連鎖で、旅が旅を呼んでいる状態。
最初の”旅行にたくさん行って、海外の写真を載せる”という自分の“好き”を発信する事が、ここまでの連鎖を生み出してくれました。
物撮りも仕事に
旅もですが、もう一つ力を入れていたのが”物撮り”。
上で書いたように、フリーランスになりたての時間が有り余っている時から
”物をいかに可愛く撮るか”を工夫し、撮り続けていました。
そうしていると『うちの商品を素敵に撮って!』ととあるブランドから仕事として依頼が来ました。
”自分が撮った写真を、買い取ってくれるなんて…!”
自分の”好き”が、もう一つの仕事になった瞬間でした。
肩書きは決めない
トラベルインフルエンサー/フォトグラファー/空間ディレクション/コンサル/撮影ディレクション/ブランドディレクター…etc
と、かなり色々な仕事をしているため、肩書きは決めていません。(雑誌などに載る時はこれらをまとめて”クリエイティブディレクター”にしています。)
一時は、”決めた方が名刺に書きやすいし、専門性も出てきていいかなあ…”と思っていましたが、肩書きを決めない方が、結果仕事の幅も広がりました。
表に出してないものばかりなので、”仕事って何をしているの?”という質問も多くいただきますが、まとめると”より良いコンテンツを作るお手伝い” をしています。
まとめ
これが『どうやってこの仕事に就いたの?』の回答です。
こういう経緯を経て、今の仕事をするようになりました。
新卒で入った会社を辞め、いきなりフリーランスになりましたが
後悔は全くなく、あの時決断して良かったなと心から思います。
セミナーでのフリータイムでも、転職やフリーランスについての質問を多くいただきます。
中には『ずっとブログ(前の)を見てて、勇気が湧いたので辞めちゃいました(!)』という方も多くいて、こちらがビックリする事も…!
就職前は”就職先に失敗したら人生終わる…”と本気で考えていました。
でも、就活〜退職を1年以内に経験して”就職は一つのステップだ!”ということに気がつきました。就職先で人生決まるわけじゃないんだな、と。
これに最初から気付いていれば、もう少し就活も気楽にできただろうな〜と思うので
この発信が少しでも、誰かの、何かのきっかけになれば嬉しいな。